2026年5月5日、ゴールデンウィークの活気に包まれた香川県土庄町「豊島(てしま)」を訪れました。この日は気温16℃、湿度52%という絶好の行楽日和。雲一つない快晴の下、瀬戸内海の穏やかな潮風を感じながらのサイクリングは、まさに心身ともにリフレッシュされる最高の体験でした。
本記事では、岡山県・宇野港からのアクセスや、現地でのレンタサイクル、人気の観光スポット、そして瀬戸内国際芸術祭のアート作品を巡った一日の流れを、実体験に基づき詳しく解説します。
宇野港から1時間の船旅|家浦港へのアプローチ
旅の始まりは、岡山県玉野市にある宇野港です。ここから豊島の玄関口である家浦港までは、旅客船で約1時間の船旅。ゴールデンウィークということもあり、朝の港は多くの観光客で賑わっていました。
船内から眺める瀬戸内海の多島美は、日常を忘れさせてくれる美しさです。特に快晴の日は、青い海と島々の緑のコントラストが鮮明で良く映えます。
安岐石油で電動自転車をレンタル
家浦港に到着後、最初に向かったのは「安岐石油(ENEOS豊島SS)」です。ここではレンタサイクルの貸出を行っており、今回は電動アシスト自転車を借りました。豊島は起伏が激しいため、快適に巡るなら電動一択です。
スタッフの方は非常に親切で、おすすめのランチスポットや効率的なルートを丁寧に教えてくれました。GWのような繁忙期は、到着してから探すと予約で埋まっているケースが多々あります。確実に島を巡るためにも、事前予約をしておくことを強くおすすめします。

絶景のテラスで味わう「YOKOO CURRY」
ランチは、豊島SSのスタッフさん推薦の「豊島エスポワールパーク」へ。ここでは、世界的アーティスト・横尾忠則氏ゆかりの「YOKOO CURRY」をいただきました。瀬戸内海を一望できるテラス席での食事は、まさに至福のひとときです。
カレーは甘めの味付けでとても食べやすかったです。海からの心地よい風を感じながら、アートの島らしい彩り豊かな一皿を堪能しました。屋外の席は開放感があり、サイクリング中の休憩スポットとしても非常に優秀です。

「海へ飛び込む道」での撮影と混雑状況
次に向かったのは、SNSでも話題の絶景スポット「海へ飛び込む道」。坂道の先がそのまま青い海に繋がっているように見える幻想的な風景です。2026年のGWということもあり、撮影スポットにはかなり人がいました。

瀬戸内国際芸術祭のアート鑑賞:バスケットボール
豊島は、瀬戸内国際芸術祭の舞台としても有名です。まず鑑賞したのは、イオベット&ポンズ作の「勝者はいない―マルチ・バスケットボール」。複数のゴールが並ぶユニークな作品で、実際にボールを投げて遊ぶこともできます。
「勝敗を競うのではなく、純粋に楽しむ」というコンセプトは、平和な島の風景に溶け込んでいました。家族連れやカップルが笑顔でシュートを打つ姿が印象的で、鑑賞者自身が作品の一部になるような、現代アートならではの体験型展示です。

心臓音が響く「心臓音のアーカイブ」
続いて訪れたのは、クリスチャン・ボルタンスキー作の「心臓音のアーカイブ」。世界中の人々の心臓音が記録されたこの場所は、島の静寂な海岸沿いに位置しています。暗い展示室内で、誰かの生命の鼓動が激しく響き渡る空間は圧巻です。
自分の心臓音を録音して保存することも可能で、生と死、そして記憶について深く考えさせられる体験となりました。外の明るい陽射しとのギャップが激しく、鑑賞後は一際、目の前の瀬戸内海の輝きが美しく、尊いものに感じられました。

「いちご家」のクレープで旅を締めくくる
自転車を豊島SSへ返却した後は、家浦港近くの人気店「いちご家」へ。サイクリングで程よく疲れた体に、甘いクレープは欠かせません。
一口食べると、いちごの爽やかな酸味とクリームの甘さが口いっぱいに広がり、充実した一日の締めくくりにぴったりでした。その後、再び旅客船に乗り込み、余韻に浸りながら宇野港へと帰還しました。

まとめ|豊島は瀬戸内海屈指のサイクリング観光地
豊島は、瀬戸内海の絶景と現代アートが融合した、国内でも希少な観光地です。レンタサイクルを活用することで、効率よく観光スポットを巡ることができ、初心者でも安心して楽しめます。
これから豊島観光を検討している方は、本記事の内容を参考に、最適なプランを組んでみてください。また、豊島の公式観光ナビのリンクはこちらです。
その他のサイクリングに関してはこちら
四国カルスト



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